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桜咲く頃

sakura.jpg
我が家のまわりでも桜が咲いています。
梅も一緒に咲いているのが、北国の風情でしょう。

今日は、私の母の命日です。
2000年の5月12日・・・・
桜が咲き始めると、あの年の春がよみがえります。
病院から母の体を連れて帰ったとき、桜や梅の花がやたら目に入ってきて、
命が咲きほこるその姿が、ささるようにまぶしく見えた。
一ヶ月間、通いつづけた道は、しばらく通りたくなかった。
お通夜の日は母の日だった。
私は祭壇に赤いカーネーションを飾った。
母との関係では、娘として悔いばかりが残った。
その気持ちは、今もあまり変わってはいない。
私の心の中に、消えない濁ったものの存在を感じる。
母も同じような心残りがあったのか、最期のときから雨が降り出し、
その雨は葬儀の間中降り続き、荼毘にふされ、小さな箱の中に母が納まっってしまった頃にやっと雨は上がった。
それからも、しばらくの間、お墓参りにゆくときはよく雨が降っていた。
お墓にいたときだけ降られたこともあった・・・

今朝は、5時に起きてお墓参りに行ってきた。
とりあえず、私一人で静かに母に逢ってきた。
今朝は暖かく穏やかな朝だった・・・
母はもういいよと、思ったのかな・・・

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Comments

桜、きれいですね。
今日はお母様の命日だったんですね。
桜を眺めながらお母様のことに思いを馳せる…それが今となっては悲しいことだけど、一番の親孝行になってしまったのですね。
元気なうちに親孝行をしなければと記事を読んで思いました。

Posted by: ぶんぶん | 05/12/2004 at 21:19

今、北海道は桜の季節なのですね、日本って本当に南北に長い国なんだって改めて思います。
お母さまは、今年は天国からお孫さんの結婚式を見守ってくれるんですね。

Posted by: 7thHeaven | 05/12/2004 at 23:29

ぶんぶんさん、ありがとうございます
親子の別れはいつやってくるのか解らないものなのに、自分の母が逝くことは考えていなかった。
これは、私の中の子供っぽい心理なのかと思います。
『親孝行 したいときには 親は無し さりとて 墓に布団は着せられぬ』 昔から言われているとおりでした。
更に、親孝行するということは、親のためではなく、自分のためなのだということを、実感している私です。
夫の両親、私の母、義父、そして実父、もうみんないなくなってしまいました。

Posted by: yoshi | 05/12/2004 at 23:34

7thHeavenさん、こんばんわ
今日、娘は仕事が終わってから、もう夜でしたが婚約者と二人でお墓参りに行き、彼を紹介し、彼も挨拶してくれたと言っていました。可愛がった初孫の幸せな顔を見て母もさぞ嬉しかったと思います。
母は、なかなかご縁の気配がない孫娘に入院中の病室のベッドで『焦るんでないよ、焦ることないよ、いまに良いご縁があるからね』と言い残しました。娘はその言葉を信じつつも『本当に私、まだ焦らなくていいのかしら?』とときどき言ってました。
母はきっと『私の言ったとおりだったでしょ』と言ってることでしょう(^^)

Posted by: yoshi | 05/12/2004 at 23:57

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